ゴールデンウィークに花を観賞すると言えば、その代表格は・・・・・
札幌・五稜郭や青森・青葉城の桜、それに秩父・羊山公園の芝桜・・・
それに栃木足利市にある大藤を忘れてはいけないだろう。
足利市にあるあしかがフラワーパークはここ数年でぐ~んと人気が上がっている。
そこで、本稿では、明日からのゴールデンウイーク(GW)後半に見に行きたい人のために、あしかがフラワーパークの見どころと、今人気の3つの理由をまとめてみた!
目次
あしかがフラワーパークとはどんなところ?
あしかがフラワーパークといってまず思い出すのは、園のシンボルともいえるこの↓大藤棚である。
あしかがフラワーパークはもともとは「早川農園」 として1968年に開園された。
以来この大藤は 「250畳の大藤」 として愛されてきた。
1997年に足利市堀込町ら現在の迫間町 ( はさまちょう ) に移設、「あしかがフラワーパーク」 としてオープンされた。
園内の拡張整備も進み、現在は 94,000㎡ の敷地面積である。
園のシンボルである樹齢150年の大藤は、日本の女性樹木医第一号である塚本こなみ氏によって移植された。
大藤(当時樹齢130年)の移植は前例がなく、日本で初めての成功例となった。
大藤 4本 ( 野田九尺藤 3本、八重黒龍藤 1本 ) と 80m におよぶ白藤のトンネルは栃木県天然記念物に指定されている。
四季折々、数多くの花々で彩られており年間で 150万人 以上の来園者が訪れている。
4月14日(土)から始まった「ふじのはな物語大藤まつり」は、5月20日まで開催される。
まさに、ゴールデンウイークの今が見ごろの 大藤を初めとする園内の花々について、見どころをご紹介しよう。
が、あしかがフラワーパークのホームページによれば、今年は10日ほど藤の開花が早いので、早目の来園を勧めている。
あしかがフラワーパーク ゴールデンウィーク(GW)の見どころ:3つの藤
あしかがフラワーパークで見ることのできるのは、藤だけではない。
他にも咲いている花はいくつもある。
しかし、やはりここでは藤を抜きにしては語れない。
見どころ①紫の大藤
上述した樹齢150年の大藤棚である。
藤と言えば、やはりむらさきが定番だ。まさにふじいろという訳だ。
栃木県指定の天然記念物にもなっている。
ライトアップの写真を見ていただきたい。ひと際美しい!
藤の紫色は、ライトアップ↑するとこんなにも優しい色になるのかと、驚くばかりだ。
むらさきの藤は大藤だけではない。
他にも、シャクナゲの森の横には、むらさき藤のドームがある。
こちら↓
この写真もライトアップ風景だ。ドームになっているむらさき藤である。
見どころ②きばな藤
続いては、黄色のきばな藤、こちら↓も今が見頃である。
上の写真はきばな藤のトンネルだ。
こちらは西ゲート近くの大長藤の目の前にある。
このきばな藤トンネル、ライトアップされるとこうなる↓
黄色が鮮やかだ!
見どころ③白藤
続いての見どころも藤である。
しかも、白藤!見事な白藤だ!すごい迫力がある!
通常白藤はゴールデンウイークが終わる頃からが見頃になるそうだ。
だが、今年は暖かく、花が10日ほど早く咲いたそうで、見頃が前倒しになったのだ。
毎年気候によって花の開花時期が微妙にずれたりするが・・・
ここあしかがパークは開花状況により、変動するものがあるのだ!
他のパークではまず聞くことがないユニークな試みである。
という訳で、ここからはあしかがフラワーパークのユニークな、他園にはない点についてご紹介していこう。
あしかがフラワーパーク :ユニークな3つの特徴とは?
上述したように、あしかがフラワーパークでは開花状況より変動するものがある。
ユニークな特徴①毎日上下する入園料
それは・・・・・・
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
入園料である!入園料は季節によっても変わる。
通常今の時期は、以下のように定められている。
大人900円 ~ 1,800円 | 子供500円 ~ 900円 |
が、本日5月2日現在の入園料は・・・・・・
昼の部 (7:00~17:30) 大人:1400円 / 子供:700円
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夜の部 (17:30~21:00) 大人:1100円 / 子供:600円
藤の花の開花が早く、今日は3色の藤を同時に見ることができるので、高めの入園料だ。
夜の部は時間が短いせいなのか、昼の部よりも300円安い。
ちなみに過去一番安い時、つまり一番花が咲いていない時で、300円だったことがあったとか。
その日の入園料がいくらか知りたい方は、園のホームページをご覧になることをお勧めする。
ユニークな特徴②世界の夢の観光10か所に日本で唯一選ばれる
2014年1月9日、CNNのトラベルスタッフが選出した「2014年の世界の夢の旅行先10カ所」にあしかがフラワーパークが選ばれた。
この夢の旅行先10か所には・・・・・・
フィンランドの「オーロラ」や、ケニナの「ジラフ・マナー」、イタリアの「マティーナ・ホテル」などがランクインしている。
例を挙げると、ジラフ・マナーはケニア・ナイロビの森の中にある10室のホテル。
森の広さは56ヘクタールあり、絶滅の危機に瀕したロスチャイルドキリンを見ることができる。
キリンが窓から餌を食べにきている!?
(ケニア・ナイロビ ジラフマナー)
その中で、あしかがフラワーパークは日本で唯一選出されたのだ。
選出の理由がまた興味深い。
Travel.JPによれば、
園内の樹齢143年の藤がまるで映画アバターの「エイワの木(魂の木)」と評され、「世界の夢の旅行先10選」に日本で唯一ランクインした(出典)
という。
映画<アバター>は筆者も観たが、あの「魂の木」とあしかがフラワーパークの「大藤」とを結びつけたとは!?
びっくりである。
ユニークな特徴③団体での食事が可能(要予約)
園内には以下3つの飲食施設があり、その収容人数が多いのに驚く。
通常庭園やパークではお茶処で軽~いデザートや食事を出すのが一般的で、席数も少ない。
団体が食事可能というところを、筆者はまず見たことがない。
レストランでは200名、軽食処では90名、喫茶室では45名である。
食事メニューは和食で幕の内弁当からミルクラムのしゃぶしゃぶである。
価格帯も1000円~2000円と、リーゾナブルである。
- レストランウェステリア ( 収容 200名 )
- 軽食あじさい ( 収容 90名 )
- 喫茶マロニエ ( 収容 45名 )
15名以上、同メニューで事前予約できる。
ちなみに大藤まつりの今の時期(~5/20)は、屋外で食べる以下の大藤弁当のみ予約可能である。
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さいごに・・・お役立ち情報
明日からのゴールデンウイーク後半であしかがフラワーパークに行かれる方のために、アクセスとパークについての情報をまとめておく。
便利なアクセス:電車でも車でも近い!
先月(4月)、JR両毛線に35年ぶりに新駅ができた!
新駅からだと徒歩1分の近さ!
新駅名は「あしかがフラワーパーク駅」だ。
また、東武伊勢崎線の「足利駅」からは園のシャトルバスで30分で来る。
シャトルバスは片道400円で、1時間に2本ほどある。
もちろん車で行かれる方にも、アクセスはよい。
【東北自動車道】◎佐野藤岡ICより、国道50号前橋・足利方面進行(約18分)
【北関東自動車道】◎太田桐生ICより、国道122号経由、国道50号足利・小山方面進行(約20分)
◎足利ICより、国道293号経由、県道67号佐野方面進行(約15分)
◎佐野田沼ICより、県道16号経由、県道67号足利方面進行(約12分)
※カッコ内の所要時間は平常時の目安。
出かける前に入園料をチェックする
上述したように入園料は開花状況い応じて日々変動するため、出かける前にホームページでチェックしよう。ホームページはこちら
ちなみに本日5/2時点の開園(入園)時間と料金は以下の通り。
-
昼の部(7:00~17:30) 大人:1400円 / 子供:700円
夜の部( 17:30~21:00) 大人:1100円 / 子供:600円
- *チケットの販売は閉園30分前まで
メール会員に登録して割引きチケットをゲット!
よりお得に入園するいんは、ホームページの「お得な会員特典」からメールr登録すると、入園料やソフトクリームや菓子折(まんじゅうなど)の割引きが受けられる。
登録は無料んでできるし、四季折々の花の情報をメール配信されるので、リアムタイムで花の情報がわかる。
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さいごに・・・②
最後に恒例の花言葉をご紹介して、終わりにしたい。
藤全般の花言葉は・・・・・・優しさ・歓迎である。
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