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寒暖差疲労とは?
この秋は・・・特に10月に入り、毎日の気温差がいつになく激しいですよね!
例えば、東京では18日(水)は最高気温が19.5℃と夏のような気温でしたが、翌19日(木)には8℃も下がり、最高気温が10℃でした。
さらに翌20日には6℃近く上がって最高気温が17℃まで上がりました。
前日比で、また朝晩の比で-8℃や+6℃などの激しい気温差を寒暖差といい、寒暖差が激しいことにより出る身体症状を「寒暖差疲労」と言います。
8℃以上の寒暖差があると、寒暖差疲労の症状が出ると言われています(5℃以上という説もあり)。
寒暖差疲労の症状
それでは、寒暖差疲労になると、どのような症状が出るのでしょうか。
次の4つが寒暖差疲労の主な症状です。
- 手足が冷える
- なんとなく疲れやすい
- 肩こり・頭痛・腰痛
- ほてり
寒暖差疲労のメカニズム
寒暖差疲労とはどのようなメカニズムで起こるのでしょうか。
急に気温が上がったり、下がったりすると、身体は血管を広げる、縮めるという血管のスイッチの切り替えを急激に行わなければならず、ストレスを感じます。
特に、気温が急激に下がると⇒冷えが深刻化⇒血の巡りが悪くなるというのが、寒暖差疲労のメカニズムです。
それでは、「血の巡りが悪くなる」という症状を放置すると、どうなってしまうのでしょうか?
放置した時の主な症状は以下3症状です。
- 冷え症
- 自律神経失調症
- 痛みをいつもより強く感じる
寒暖差疲労になりやすい人の6つの特徴をチェック!:あなたは大丈夫?
こんな人が寒暖差疲労になりやすい!以下の設問にいくつ当てはまるかチェックしてみよう!
☑ 身体の一部が冷たく感じることが多い
☑ 身体が冷えて眠れない
☑ お風呂はシャワーで済ませ、バスタブに入らない。
☑ 季節の変わり目に体調を崩しやすい。
☑ 顔がほてると、元にもどるまで時間がかかる。
☑ 筋肉が少ない。
以上のうち、3つ当てはまった人は「寒暖差疲労になりやすい人」と言えるでしょう、医師の森田豊先生は話しています。
ベースに冷えのある人、また自律神経が乱れると、免疫の低下へとつながるのだそうです。
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寒暖差疲労4つの対策
医師の森田先生お勧めの4つの寒暖差疲労対策を以下に紹介していく。
1)温活のすすめ
- 身体を外から温める:38~40℃のお風呂にゆっくりつかる。*炭酸入りの入浴剤を使うと、温まりやすく、冷めにくい
- 3つの首(手首・足首・首)を温める *手先だけ温めてもダメ!3首を温める!
2)ニート(NEAT)の習慣
NEATとは「非運動性活動熱発生」「非運動性熱産生」などとも訳され、日常生活の中でまめに身体を動かすことによってエネルギーの消費を高めることをいう。
とりたててスポーツやエクササイズを行わなくてもエネルギーは消費できる、との視点から用いられる言葉。
医師の森田先生は、例えば洗濯などの家事や、エレベータを使わずに歩くなど、日常の生活活動の習慣を寒暖差疲労対策として勧めている。
3)食事の工夫:身体を冷やさず、温める
- 冷たい飲み物を避け、常温以上の温度のものを飲む。
- 生姜入りの飲み物⇒上半身を温める
- カカオ⇒下半身を温める 〉 生姜入りのココアがよい!?
4)足指じゃんけん:足の指でグー・チョキ・パーをつくり、じゃんけんをする。
こんな感じ↓
森田先生のお勧めのポイント:・足の筋肉を使うので、2、3回で足が温まる
・手足の指の冷えなら楽しく手足の筋肉を使うとよいい
*本来的には全身の筋肉を使った方がよい
*靴下で足を温めるより、足指を動かした方がよい
さいごに・毎日を過ごす・・「身体八分目」で過ごす
今週は最高気温が20℃前後と秋らしい過ごしやすいお天気が続くとの予報です。
しかし、来週はもう11月、初冬の寒さがまもなくやってくることが予想されます。
季節の変わり目には前の季節の疲れが出やすい時でもあります。
くれぐれも秋バテにならないよう「身体八分目」で過ごしてはいかがでしょうか。
「身体八分目」とは医師の森田豊先生が「秋バテ」対策としてお勧めしている健康法です。
「秋バテ」についてはこちらにまとめています。
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