昨年のXmas頃シクラメンの鉢植えをもらいました。
冬の間は赤い花がよく咲いて、春になる前にはすべての花を落としました。
そのシクラメンがこちらの写真です。
でもこれは今現在の写真なのです。花が4つ咲いています。
おいおい・・・どうなっているんだ!!
目次
シクラメンは夏に咲くのか?
シクラメンは冬に咲く花として認識していますよね!
それがなぜ??真夏に咲いたのでしょうか?
ネットで調べたところ・・・・・・
この夏にシクラメンが咲いている家がほかにも幾つか見つかりました。
皆さん、当惑しているようです。
今咲いているシクラメンの栽培状況を見ますと・・・・・・
それらの生育状況には共通点がありました!
生育のよいシクラメンの条件
シクラメンの生育をよくする条件は大まかに3つあります。
1番目は日当たりです
この夏に花が咲いているお宅では、たいてい南か東向きの所でシクラメンを育てているのがわかりました。
ちなみにシクラメンを置いている我が家のベランダも東向きで、かつ最上階です。最上階は上階が屋上で、上に住居がない、つまりひさしがないため、ベランダでは陽が四方から当たりますので、毎日たっぷり陽光を浴びているのです。
2番目は水分・栄養分の状態です
この夏花を咲かせているお宅では水やりを欠かさず行っており、液体の栄養剤を1週間から1か月ほどの周期であげているお宅が多かったです。
我が家のベランダには蛇口があるので、ホースをつけて、毎日たっぷり水をあげています(水やりを超えて、放水状態!?)、液体の栄養剤は大体週に一度位あげています。
3番目は衛生状態です
今咲かせているシクラメンは、枯れた葉、枯れかけている葉が摘まれていました。
また、虫を取り、ナメクジを取り、とにかく葉や球根が腐らないように清潔に保たれていたのです(ちなみにナメクジは割りばしでとると手を汚さずにとれるそうです)。
うちでもやはり枯れ葉の処理を日々行っていますよね。
シクラメンの咲く時期
シクラメンはもともと地中海沿岸(ギリシャからチュニジア)の雨季と乾季のある地域が原産のサクラソウ科の植物です。
涼しい雨季(日本では冬にあたる)に咲き、乾季(日本では夏)には休眠期になるのだそうです。
シクラメンは人が生活する位の温度(20度位)になると、ぐったりしてしまうそうなので、夏が休眠期というのも納得できます。
シクラメンの夏の手入れ方法
シクラメンは夏(乾季)には休眠するのがわかりましたが、実際の手入れにおいては以下の3つの選択肢があるようです。
① 毎年買い替える。
②夏越し:休眠させる。
③夏越し:休眠させない。
ガーデニングのプロによれば、初心者は夏越しなどさせずに、①の毎年買い替えるのが気楽かつ安上がりなのだそうです。
理由は・・・夏越しさせるためには、水やりの手間と経費と、肥料・土・鉢などお金がかかるからだそうです。
休眠か?休眠させないか?
夏越しには2つの方法があります。夏の間花を休眠させるか、させないかです。
休眠させる場合は葉っぱも完全に落とし、球根だけにして休眠させる(以下のステップを参考に)。
●6月以降は水も肥料もやらず、葉っぱをむしり、球根だけにして日陰の涼しいところで管理する。
●8月下旬から9月に新しい土で植え替えをする。
休眠させない場合は、葉っぱが生えた状態で休眠させない方法(以下のステップを参考に)。
●春は通常通りに管理する(黄色く変色した葉っぱを手でむしる)。
●夏の肥料をやるが極々薄い液肥にする。
●8月下旬から9月中旬までに植え替えをする。
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ちなみにどちらを選んでも、8月下旬から9月に植え替えをする手間は変わりませんね。
プロいわく、休眠させるもさせないもどちらも成功確率は50%ほどだそうです。
我が家ではせっかく花を咲かせているので、このまま休眠させない方で、夏越しをしようと思います。
プロのいう植え替えの時期は8月下旬から9月のようですが、我が家ではそれを知らずに6月下旬か7月上旬に少し大きめの鉢に植え替えをしたのです。
それでますます栄養の吸収がよくなったのが、開花の要因だったのかなあなんて考えています。
結論
今回いろいろ調べてみてわかったのですが、葉っぱをとって球根にして休眠させるのも、肥料を与え続け休眠させない方法も、どちらも正解だと思います。
どの手入れ方法が唯一の正解というのはないと思います。
ですから、自分のうちの花に合った方法で対処すればよいと思います。
自分で育てている植物は誰しも愛しいと思えるでしょうから、お手入れ方法もきっと直観でわかると思います。
シクラメンの夏越しのコツについては、こちらにまとめています。ご参考までに。
植物も勘違いする?
3年ほど前、我が家で育てていたピーマンは秋を過ぎても、12月になっても実がなり続けました!
確かにこの年の秋冬は比較的暖かかったと思いますが、ピーマンはまだ夏だと勘違いしたのでしょうか?
それがこちら↓ 2014年12月に実をならせたピーマンです。赤い丸で囲んだ部分が実です
上の方の実は食べられる位の大きさに成長しましたが、下の方の実はベビーサイズの時に強風に吹かれ、行方をくらましてしまいました。
12月の寒空の下での強風ですから、無理からぬことであったかもしれません。
が・・・おそらく栽培者である私の期待のかけすぎだと思いました。
思えば、私はよくこのピーマンたちに話しかけていました。
「あなたたちはなんて素晴らしいのでしょう!この寒いのに実をつけて。」とか
「宇宙一のピーマン!」とかほめていましたね。
冬に実をつけるピーマンなので、相当の生命力はあったと思います。
それでもきっとベビーサイズのピーマンには、この期待は重すぎたのでしょう。
そして、ついにに耐えられなくなり、強風の時に去っていったのだろうと思いました!
反省しきりです。
勘違いはOK、でも期待はかけすぎない!?
本来ぐったりして葉も枯れる時期に葉も元気、花も元気に咲くシクラメンは相当の生命力があると思います。
ネットで見た他の夏シクラメンの持ち主も、同様のことを書いていました。
いくら生命力の旺盛な植物でも、期待をかけすぎては苦しくなるでしょう(笑)。
それよりは1日の半分は日陰で涼しくなる場所に置いてあげるなどすれば、最近は豪雨もありますし、涼しい雨季(?)と勘違いするかもしれません。
そもそも自生地の地中海沿岸では、夏が雨季で冬が乾季となるので、日本と真逆なのです。
今日本は乾季、自生地は雨季なのに、花が咲くということは日本が雨季と勘違いしたのでしょうかね(笑)?
ただ、3年前の冬ピーマンを期待で潰してしまったことを思い出し、今回私は、この夏シクラメンに期待をかけすぎないように気をつけようと思います。
「あなた、きれいね!」くらいは言うでしょうけどね・・・(笑)
最後に
シクラメンの花言葉をご紹介して、終わります。
シクラメンの花言葉は・・・内気なはにかみ です。
花がやや下向きに花をつけることに由来しているようです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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