疲れがとれないのは「秋バテ」かも?秋バテの症状・原因と3つの対策!セルフチェック付き

最近よく聞かれるようになった「秋バテ」ということば。

今やWikipediaにも載り、新聞やTV番組でもしばしば特集されています。

本稿ではこの秋バテの症状と原因、自分でのチェック法や対策についてまとめました!

「秋バテ」って何?

「秋バテ」とは、「秋」「バテる」が合体して縮まった言葉です。

夏から秋にかけての気温の変化や、暖かい日中から夜にかけての温度の変化など寒暖の差の繰り返しで、自律神経系が乱れ、それに起因して現れる様々な症状のことをいいます。

最近では「寒暖差疲労」という言葉もある位、朝晩の寒暖差、昨日と今日の寒暖差の激しい毎日ですよね。

気温差が8℃以上ある時、また日照時間が少ない時にも自律神経のバランスが乱れるそうです。

秋バテはどんな症状が出るの?

秋バテになると次のような症状がでます。

☑ 身体がだるい

☑ 疲れがとれない

☑ 身体の痛み(肩こり・頭痛など)

☑ 胃腸のトラブル(食欲不振・下痢と便秘の繰り返しなど)

☑ 睡眠トラブル(寝つきが悪い・不眠など)

☑ 鼻の秋バテ(急激な温度変化による鼻炎、通称寒暖差アレルギー)

「秋バテ」をこじらせると大変!

上に挙げた症状は程度の差こそあれ、誰しも一度は経験する日常的な疲労に見えるため、 「秋バテ」になったことを見逃してしまうかもしれません。

また「秋バテ」は医師に診てもらっても「病気」が見つからないケースが多いことも、   放置につながってしまうようです。

では「秋バテ」を放置し、こじらせるとどうなってしまうのでしょうか?

医師で医療ジャーナリストの森田豊氏は次の2つの病気の可能性を指摘しています。

1) うつ病

2) 過敏性腸症候群

1.のうつ病は体のだるさや疲れやすさ、気分の落ち込みなどの症状は「季節性うつ病」と  似ているため、一見して区別がつかないそうです。

それでは「秋バテ」によるうつ病と、季節性うつ病はどのように見分ければよいのでしょうか?

見分けるポイントは食欲にあります。

「秋バテ」によるうつ病:食欲でない

季節性うつ病:食欲あり

2.の過敏性腸症候群は大腸の運動および分泌機能の異常で起こる病気です。

検査を行っても炎症や潰瘍といった器質的疾患が認められないにもかかわらず、便秘や下痢を繰り返すという症状がストレスの多い日に出ます。

「秋バテ」はどうして起こる?

それではこれまで上記の秋バテ症状がどうして起こるのか、その原因を見ていきましょう。

人間は寒いと血管が縮みます。  暑いと血管が拡がります。

この血管が縮む 拡がるというスイッチの切り替えは、気温差が少ないとうまくいき、

気温差が大きいとうまくいきません。

なので、寒暖差の激しいこの秋「秋バテ」の症状を訴える方が増えているのですね。

健康セルフチェック:「秋バテ」になりやすい人はどんな人?

先に挙げた森田豊医師は「秋バテ」になりやすい人の特徴として、「アクセルモード」に偏っている人を挙げています。

「アクセルモード」は「ストレスモード」とも言われ、交感神経を働かせている状態です。

森田医師の紹介している以下の健康セルフチェック表で「秋バテになりやすい度」をチェックしてみましょう。

1. まだエアコン(冷房)や扇風機を使っている

☑2.  涼しくなっても、アイスやそうめんを食べている

☑3. 夏に体重が減った

☑4. 天気が悪いと機嫌が悪くなる

☑5. 早口でせっかち

☑6. 几帳面

☑7. 平日と休日で起床時間が1時間以上違う

1.は身体を外側から、2.は身体を内側から冷やしている状態です。

身体を冷やすとアクセルモードに肩より、秋バテになりやすくなるそうです。

4.の天気が悪いと機嫌が悪くなるの「機嫌が悪くなる」というのが怒りやすい、つまりアクセルモードが働きやすい人=「秋バテ」になりやすい人ということです。

5.の「早口でせっかち」も4と同様にアクセルモードの働きやすい人ということになります。

6.の「几帳面」な人は常に緊張状態にあるため、交感神経が優位になりアクセルモードに偏りやすい人になります。

7.の「平日と休日で起床時間が1時間以上違う」と自律神経のリズムを乱しやすいため、「秋バテ」になりやすいということになります。

「秋バテ」の2パターン

次に「秋バテ」のパターンについて、内科医の内科医の川嶋朗教授は以下の2パターンがあると話しています。

1. 身体が虚弱な人の夏バテが秋まで続くパターン

2. 夏バテしなかった人が秋にバテるパターン

「秋バテ」の対策

ここでは「秋バテ」対策について、身体と心の両面からみていきましょう。

身体の対策

1)身体を温める

  1. 日に20分位の適度な運動(ウォーキングなど)、激しい運動はNG
  2. ぬるめのお湯にゆっくりつかる(冷え対策)
  3. 服装による温度調節(カーディガンなど脱ぎ着できる服を持ち歩く)
  4. 身体を締め付けるものを着ない(血行が悪くなる)

2)十分な睡眠をとる

  1. 寝る1時間前からスマホは見ない
  2. 平日と休日も平日と同じ時間に起きる

   ⇒休日に寝だめしたい場合:対策①休日も平日と同じ時間に起き、夜早く寝る

                  ②起床時間は平日と同じで30分以内の昼寝をする

心の対策

1)「ぬり絵」をする (森田先生お勧め)

  • 1日15分位ぬり絵をする
  • 「大人のぬり絵」など使う
  • 特に和柄のぬり絵は懐かしい気持ちになるので、お勧めだという。

 ★森田先生がぬり絵をお勧めする理由:

  • ぬり絵は能動的で、かつ適度に手指を動かすのがよい
  • 無心になるので、自律神経をリラックスさせる。

*音楽を聴いたり、アロマを嗅いだりもよいが、動作が受け身である

2)「身体八分目」

  腹八分目という言葉があるが、身体も十分目まで働かせると疲れてしまう。

だから身体を働かせるのも八分目までにするという意味だそうです。

さいごに:今週の寒暖差情報

「秋バテ」についてまとめる中で、私たちの身体はこの急激な寒暖差に対応するために本当によく頑張っているのだなあと実感しました。

心臓も胃腸も「休ませろ!」とか毎日文句も言わず、24時間働いています。

寒暖差による身体の不調は、大きな病気にならないための、身体からのサインかもしれません。

お願い!ちょっとペースをゆっくりして!」と。

寒暖差や天候不順、季節の変わり目には、身体の声にいつも以上に耳を傾けることが深刻な不調に陥らないための知恵かなあ、なんて考させられました。

さて、今週後半から来週にかけてまた寒暖の波が来るようです。

例えば、東京の最高気温は9日(木)は14℃ですが、24日(火)は26℃と予想されています。

 (上図はtenki.jpのサイトより)

台風の影響もあるかもしれませんので、身体の声を聴いて、体調管理していきましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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