米トランプ大統領就任1年。
アメリカでは与野党の対立で新たな予算が成立せず、20日から政府機関が一部閉鎖される事態となっている。
政府機関がが閉鎖されるのは、4年ぶりのことである。
これを受けてニューヨークの観光名所<自由の女神像>の公開が中止された。えっ!?
本稿前半では自由の女神の閉鎖について、後半ではこの公開中止とトランプ大統領の「就任1周年記念のプレゼント」発言のとの関連・・・
自由の女神以外の影響について、まとめてみた!
<自由の女神>も政府機関なの?
ニューヨーク・マンハッタンの南西にある島、リバティー島の<自由の女神像>は、国立公園の一部として国が管理している。
そのため、リバティー島への訪問自体ができなくなり、<自由の女神像>の公開が中止された。
公開中止で失望の声:海外
日本TVのニュースでは、自由の女神閉鎖を知り、がっかりしている日本からの観光客(女性グループ)の様子を、次のように伝えた。
これを楽しみに来たのに、がっかりです。去年の7月に予約しました。
またNHK News Webは、およそ30人でニューヨークを訪れていた栃木県の小学生の様子を
自由の女神像を近くで見たかったので残念です。
と伝えている。
この小学生たちはアイスホッケーの試合に出場するために、ニューヨークを訪問中だった。
失望の声は、海外からの観光客だけでない。
国内からも上がっている。
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公開中止で失望の声:国内
首都ワシントンから来ていたアメリカ人観光客は、
政府閉鎖のことは知っていたけど、まさかここが影響を受けるとは思ってもいませんでした。
と話した。
確かに・・・自由の女神まで影響出るとは・・・想定外であったのだろう。
国立公園の一部で、国が管理しているとは、日常で考えたりしないから。
<自由の女神>観光の代替案は!?
さて、<自由の女神>目的で訪れた人たちは、その代わりに何を?どこを?観光するのだろうか?
<自由の女神>の代わりに・・・・・
<自由の女神>像を海から眺めるフェリーに乗ったりしたそうだ。
こんな感じかな?
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女神像の中に入れなくても・・・海からであっても・・・
リバティー島のそばまで行けば、臨場感とか、近くで見る迫力などを感じられると思う。
さて、<自由の女神>の公開中止についてわかったところで、次はいよいよそのこととトランプ大統領就任1年記念のプレゼントとの関連について見ていこう。
トランプ大統領就任1年記念のプレゼントとは?
上述したように、アメリカ議会上院では与野党が移民政策をめぐって対立し、新たな暫定予算案が可決されず、今回の政府機関一部閉鎖となった。
議会上院では閉鎖の早期解除を目指して審議が再開され、打開策の模索が続いていた。
野党・民主はが予算案に合わせて不法移民の救済策を受け入れないトランプ大統領に責任があるとした。
これに対して、トランプ大統領はツイッターで次のように民主党を批判した。
私の大統領就任1年の記念日に民主党は結構なプレゼントを贈ってきた
「大統領就任1年の記念日」のプレゼントとは・・・
トランプ大統領らしい民主党へのユーモアのある皮肉だったのです!
感情を爆発させたり、激高するよりも、皮肉を込めて返す方がスマートに見えますね(笑)!?
やはり、(笑)があるのはいいですね。
とはいっても、与野党は非難の応酬となっていて、事態打開のめどは立たないままだそうです。
政府機関一部閉鎖で他にどんな影響が?
続いて、今回の政府機関一部閉鎖が、<自由の女神>以外にも影響があるのかどうかを見ていこう。
トランプ政権は、
政府機関が一部閉鎖される事態になっても国立公園は閉鎖しない
としていたが、実際は各地で対応に差が出ている。
アメリカメディアは20日、
およそ3分の1の国立公園が閉鎖されている
と見られていると伝えている。
前回2013年には博物館や公園が休止となった。
今回も当初は一部施設が休止する可能性があったが、当座の運営資金を用いて開場したそうだ。(出典)
一方、大部分の業務が停止すると報じられていた環境保護局は今回ほとんど閉鎖しないとか。
20日は土曜で多くの行政機関が休みのため、政府閉鎖にともなう大きな混乱はなかったもようだ。
また、ホワイトハウスではトランプ政権の高官が20日記者会見を開き、
アメリカ軍の予備役の兵士などに対する訓練が中止された
ことを明らかにした。
他にも、国境管理職員の給与支払いの遅滞や、州兵や予備兵の訓練が中止されたとの報告があったことと明らかにした。
さらに、トランプ大統領が週末、南部フロリダ州の別荘に行く予定も中止された。
そして、トランプ大統領と10人以上の閣僚や政府高官が出席すると発表していた、近くスイス・ダボスで開催予定の「ダボス会議」については、どうなるのだろうか。
ダボス会議については・・・
日々の情勢を踏まえて出席するかどうか判断することになった。
(ダボス会議は世界経済フォーラムの年次総会)
23日からカナダで始まる北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉に影響はないと強調したそうだ。
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