東京では桜の開花から1週間。
1週間前には3部咲きだった桜は、今日26日は満開になっています。
先週末から気温も高く、風も暖かく、まさにザ・春!といった気候です。
今週お花見に行きたいという方も多いではないでしょうか?
天気予報では、今週は暖かくなるそうで、週半ばには25度を超える夏日の日もあるようです。
そこで、本稿では「お花見」するならいつがよいかという視点で、今週の天気予報について、まとめてみました!
3月に異例の暖かさ:花散らしの暖かさ
桜が満開になる頃、通常ですと4月上旬頃になりますが・・・
この頃は花冷えという言葉があるように、寒が戻り、冬のような寒さになることがあります。
今年はどでしょうか・・・?
今年はというと、桜が開花して一旦は冬のような寒さになったものの、その後は春のような暖かさで、今日は20度を超え、桜は一気に開花しました!
今週半ば(29日)は、東京・大阪・名古屋で最高気温が25度以上になるとの予報が出ています。
3月に夏日???3月としては異例の暖かさです。
東京で3月に25度を記録したことは、この100年で4回しかないのだそうです。
気象予報士の森 朗さんは、今年の桜の時期を、次のように言っています。
花散らしの雨とか、風は聞いたことがありますが、今年は花散らしの暖かさです。
通常3月26日頃と言えば桜が開花するのですが、今年は26日に満開になったと言われています。
暖かくなるのは嬉しいですが、桜が散ってしまうほどの暖かさは、ちょっと嫌ですよね!
では、この3月に25度という異例の暖かさは何が原因なのでしょうか?
台風3号の影響
現在、台風3号が台湾沖に発生しているそうです。
この台風が3月に異例の暖かさの原因のようです。
えっ?3月に台風って?と思いますよね!
でも、3月に台風が発生すること自体は、そう珍しいことではないと森さんは言います。
ただ、今年異例な点は、台風の上にある高気圧の勢力が強いことだそうです。
それ故に台風がフィリピンの方に抜けず、日本に近づいてくるのでは?という予報のようです。
そうなると、小笠原諸島への影響があるかもしれないというのが、森さんの予想です。(出典)
上の図をご覧いただくと、確かに台風が蛇行しているのがわかります。
29日以降の小笠原諸島への影響は想定しないといけないかもしれませんが、本州の天気は結構いいようです。
今週の天気(3/27~4/2):寒暖差に注意!
今週1週間は全国的に晴れる予報が出ています。
東日本 西日本
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(出典)
特に気温が高いとの予報が出ているのが、29日(木)です。
この日の最高気温は・・・以下の予想です。
- 東京:24~28℃
- 大阪:25~27℃
- 名古屋:22~26℃
- 鹿児島:28日(水)から3日連続で最高気温が25℃
夏のようですね。まだ3月なのに・・・(笑)
ということで、台風の影響を鑑みれば、お花見は29日(木)に行っておいた方がよさそうです。
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さいごに・・・
今週最高気温が20℃以上に上がっても、朝晩は冷えますよね。
ということで、1日の寒暖差が大きいので、体調管理が必須ですね。
寒暖差疲労の症状とその対策については、こちらにまとめています。
おまけ:花散らしの元の意味:男女の・・・
花散らしという言葉、今日の私たちは桜の葉が散る・・・
つまり、桜の花びらを散らす風や雨を指す言葉として使っていますよね!?
でも、「花散らし」の元の意味は、そういう意味ではないそうです。
気象予報士でウェザーマップ代表取締役の森田正光さんによると、
森田さんの紹介によると、NHK気象ハンドブックには次のように書かれているのだそうです。
もともとの意味は、…<略>… 旧暦3月3日に海辺で催す男女の酒盛りのことを言ったとされている。最近は桜の花を散らす強風を指して言うこともある。
さらに、森田さんは次のようなコメントまで出されました!
あまりに本来の意味に囚われると、自由な表現を狭めて息苦しい気象解説になってしまいます。
森田さんがなぜ、このようなコメントを発表することになったのかと言えば・・・・・・・
日本TVミヤネ屋で気象予報士の蓬莱大介さんが、「花散らし」について、次のように説明したからではないでしょうか。
“花散らし”という言葉は実は、男女が一緒にお花見をしてその夜に営むことなんですよねえ。
蓬莱さんが真昼間から花散らしをこのように指摘したことで、Twitterで話題になったそうです。(出典)
蓬莱さんの指摘が本当だとすれば、日本人の表現は何と美しいのか!と思いますね、私は。
皆さま、寒暖差に気をつけながら、お花見楽しんでくださいね♪
さいごまでお読みいただき、ありがとうございました!
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