北海道は釧路、阿寒湖で湖面の氷を砕く作業が始まった。
そう、春の風物詩「氷割り」である。
明日21日からは、氷の広がる湖と阿寒湖のシンボル雄阿寒岳などの絶景を満喫できる「ましゅう丸」の運航が始まる。
これは「砕氷帯観光遊覧船」といって、国内では唯一のものである。
188トンのましゅう丸は時速5キロでゆっくりと進む。
阿寒湖はマイナス10℃になると氷始める。
年末から1月には完全結氷し、3月まではウインタースポーツを楽しめる。
そして、遊覧船の運航が再開される4月に氷割りは行われる。
一般の人も「砕氷帯観光遊覧船」ましゅう丸に乗って、氷割りを楽しみながら、進むことができる。
阿寒湖の氷の厚さは例年の半分と言われる。
というのも、阿寒湖温泉の先月の気温は平年より3度ほど高く、降水量も2倍以上だったため氷が早く解け、厚さは20~30㌢と平年の半分以下という。(出典)
筆者はTBSTV<ひるおび>で「砕氷帯観光遊覧船」が氷を割る様子を見た。
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船が氷にぶつかり、まさに氷を割っている時の「ドーン」という音。
すでに溶けかけの氷が船にさらに溶かされる「シャリシャリ」という音を聴くことができた。
砕氷帯観光遊覧船は、明21日から1週間程度運航の予定、29日には湖水開きになるという。
同汽船の小林道之企画課長は次のように話す。
氷がぶつかり合う音を、雄阿寒岳の景色と一緒に楽しんでもらえれば
氷割りの遊覧船を楽しみたい人は明21日から来週にかけてがチャンスである。
明21日は北海道でも最高気温が19℃まで上がる予報なので、氷溶けが進むことが予想される。
来週といわず、明日明後日と週末に行くのがお勧めである。
運航の詳細は以下の通り。
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<砕氷帯観光遊覧船>
出航時間:午前8時、9時、10時、午後1時(1日計4便)
所要時間:15分程度
乗船場所:幸運の森桟橋(ホテル御前水と鶴雅ウイングスの間)
料金:大人820円、子供490円
問い合わせ:0154(67)2511
**遊覧船の定期運航は5月1日から。
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