4月も残り10日ほどだ。
来週末からゴールデンウィークに突入する方もいるだろう。
ゴールデンウィークというまとまった時間の過ごし方は人それぞれだ。
旅行に、休養に、大掃除に、買い物などなど・・・・・・
仕事という人もいるかもしれない。
その中で映画を観るというのも、まとまった休みならではの楽しみ方と言える。
筆者がそうなのだ。自営業なので仕事もするが、劇場に行ったり、家で録画しておいた作品を観たりと、映画三昧の時間も過ごす。
そこで、本稿では来週末(28日)からのゴールデンウイークに観たい映画をご紹介する。
紹介したい作品はたくさんあるのだが、ゴールデンウイーク(GW)の映画特集なので、4月までの公開作品に絞った。
という訳で、筆者の独断と偏見で選んだ洋画、日本映画併せて5本について、ポイントをまとめてみた!
目次
2018 ゴールデンウイーク(GW)にお勧めの映画6選
<レディ・プレイヤー1>:オタクが世界を救う? 懐かしい?SFアクション
今年アメリカ合衆国で公開されたばかりのSF映画<レディ・プレイヤー1>。
本作品は小説『ゲームウォーズ』をスティーヴン・スピルバーグ監督が映画化したものだ。
主演はタイ・シェリダンとオリヴィア・クックが務めた。
<ストーリー>
舞台は27年後、2045年の地球、そこに拡がるのは、環境汚染が進んだ世界だ。
主人公は荒廃した街で暮らす17歳の少年ウェイド。
彼の唯一の楽しみは・・・・・・
VR(ヴァーチャル・リアリティ)「オアシス(OASIS)」で過ごす時間だった。
オアシス(OASIS)ではゴーグル一つで夢の世界、あらゆる願望が実現する。
自分がアバターとしてオアシス(OASIS)というVR(ヴァーチャル・リアリティ)の世界を 楽しむことができる。
大好きなヒーローになったり・・・
乗り物に乗って空を飛んだり・・・
カーアクションに参加したり・・・
恐竜と共に過ごしたり・・・
そういったことが何でもできる夢のような世界だ!
ある日、オアシス(OASIS)で巨万の富を築いた、創設者のジェームズ・ハリデーが亡くなった。
彼の遺書の内容は・・・?
全世界に告ぐ。オアシスに眠る3つの謎を解いた者に全財産56兆円と、この世界のすべてを授けよう。(出典)
というものだった。
ジェームズ・ハリデーの巨額の遺産をかけた争奪戦が始まった!
ウェイドもまた、争奪戦に参加する一人となった。
オアシスで出会った仲間たち、美女アルテミスと協力し、戦いに臨むウェイド。
そこに世界支配を企む巨大企業101社も現れた!
ウェイドは3つの謎を解くことができるのか・・・・・・?
巨大企業の陰謀を阻止することはできるのか・・・・・・?
3つの謎に秘められたメッセージとは・・・・・・?
ウェイドとアルテミスの恋の行方は・・・・・・?
この映画には、現実とVRオアシスの世界を行ったり来たりしながら、謎を解き、ゲームを進めていく楽しさがある。
OASISそのものが「映画」だという声もあったくらいだ。
純粋なエンターテイメントとして楽しめる映画なのだ!
<見どころ>
- 懐かしのキャラクター大集合!
ガンダム、アベンジャーズ、ミスター・ビーンなど大ヒット映画のヒーローや悪役、またハローキティーやけろけろケロッピなどの懐かしのキャラクターが出てくる。
2. カー・アクションがすごい!!
カー・アクションのシーンだけで撮影に1年半かけたというほどに完成度の高いライド・アクションを観ることができる。
かなりド派手な印象と同時に「よくぞここまでやった」と驚きを隠せないのは、筆者だけではないだろう。
最先端テクノロジーによる魔法レベルのビジュアルと話題になっている。
tレディプレイヤーはいよいよ明日20日(金)公開になる!
日本限定解禁映像はこちらからどうぞ。
映画を観た人の感想はこちら
<作品情報>
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<女は2度判断する>:最愛の家族を奪われた女性の復讐?を描いた人間ドラマ
ダイアンなしにこの賞はなかった。この受賞は君のものだ。僕らのものだ。(ファティ・アキン)
ダイアン・クルーガー デニス・モシット ヨハネス・クリシュ サミア・ムリエル・シャンクラン ヌーマン・アチャル ウルリッヒ・トゥクール他
<ダンガル きっと、つよくなる>娘をレスリング選手にしたパパのスポ根ドラマ
実話を元にした作品で、2016年に制作・公開されたインド映画。
インド映画としては、世界興収入1位を記録する大ヒット映画だ。
2人の娘をレスリングでオリンピック選手に育てた、人類史上最も熱いパパの愛と野望を描いたスポ根ドラマである。
<ストーリー>
アーミル・カーン扮する主人公マハヴィル・シンは、インドのハリヤーナ州のバラリという小さな村の出身だ。
マハヴィルはレスリングを愛する男。
インド国内ではチャンピオンになったものの、生活のために選手として生きることは諦めた。
以後、道場で若手を指導しなが ら、マハヴィルはいつか息子を金メダリストにすることを夢見ていた。
ところが、生まれたのは女の子。
次も、女の子!
マハヴィルは神頼みに始まり、さまざまな策を試みる。
が、結果は4 人連続の女の子だ!
すっかり意気消沈し、道場からも遠ざかっていたある日のこと。
長女と次女(ギータとバビータ)が、ケンカで男の子をボコボコにした。
2人の格闘センスに希望を見出し、翌日からマハヴィルはコーチとして、2人に特訓を始める。
男物の服を着せ、髪を切る・・・などなど。
一家は町中の笑いものになる。
が、周囲の反応をものともせず、マハヴィルはブレずに娘たちを鍛え続ける。
娘たちはささやかな抵抗を企て続ける。
やがて、目覚しい才能を開花させた娘たちは・・・?
娘たちはオリンピックに出場できるのか・・・?
マハヴィルは娘たちを単にレスリングに選手に育てただけでない。
そこまでの道のりの中で因習、悪徳コーチ、挫折、世界の壁などいくつもの壁を親子で乗り越えていった。
その姿が観る者のさぶられる。
<見どころ>
娘たちは、マハヴィルの特訓についていけず、パパに自分たちをレスリング選手にすることを諦めるさせるさまざまな言い訳を考え続ける。
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しかし、そのたびにパパに言い訳ができないような手を打たれてしまう。
娘たちのささやかな抵抗にクスっと笑える場面が幾つもある。
パパはパパで「自分の果たせなかった夢を娘に託す」という単なるエゴで、2人の娘をレスリング選手に育てているのではなかった。
マハヴィルの生まれ育ったハリヤーナ州のバラリという村は、インドの中でも発展が遅れている地域。
ティワーリー監督は言う。
女の子にも男の子と同じような機会を与える親はまずいない
しかし、マハヴィルは違った。
4人の娘をレスリング選手に育てようと考えた。
マハヴィルパパの真の目的とは・・・?
この真の目的がわかった時、観る者は涙を抑えることができないのではないだろうか?
主人公は実際に吉田沙保里選手と試合をしたことがあるそうだ。
主人公バビータ本人と吉田沙保里選手の感想はこちらからどうぞ。
キャスト:
アーミル・カーン サークシー・タンワル ファーティマー・サナー サニヤー・マルホートラ ザイラー・ワシーム スハーニー・バトナーガル アパルシャクティ・クラーナー他
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<君の名前で僕を呼んで>:17歳の甘くも切ない恋心を絶妙に描いた作品
<ストーリー>
1983年、夏。
家族に連れられて北イタリアの避暑地にやって来た17歳のエリオは、大学教授の父の手伝いにやってきた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。
一緒に泳いだり、自転車で街を散策したり、本を読んだり音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオはオリヴァーに特別な思いを抱くようになっていく。
ひと夏の恋とわかっているが、エリオの想いは・・・・・・
ふたりはやがて激しい恋に落ちるが、夏の終わりとともにオリヴァーが去る日が近づいて・・
2人はどうなるのか・・・?
<見どころ>主演ティモシー・シャラメットの見事な演技
主人公エリオを演じた主演ティモシー・シャラメットは22歳の若手俳優。
大ブレイクしそうな俳優との呼び声も高い。
そんな彼がこの映画では、17歳の青年の切ない初恋の感情を上手に描いている。
切なくも甘い初恋の感情表現こそ、この映画の見どころだと筆者は思う。
映画の絶賛コメントはこちらからどうぞ。
キャスト:アーミー・ハマー ティモシー・シャラメ マイケル・スタール アミラ・カサールアネラ エステール・ガレルマルシア
<いぬやしき>:ジジイVS高校生壮絶な戦いの奥にある感動の親子愛
「GANTZ」の奥浩哉による人気コミックで、テレビアニメ化もされた「いぬやしき」。
本作では木梨憲武と佐藤健が主演。
「GANTZ」につづき奥作品の実写化を手がけるのは、佐藤信介監督。
<ストーリー>
木梨憲武扮する主人公は定年を目前に控えた初老のサラリーマン・犬屋敷壱郎は、会社や家族から疎外されている。
医者から末期がんによる余命宣告を受け、虚無感に襲われた犬屋敷。
ある日、公園で謎の事故に巻き込まれ、機械の体に生まれ変わってしまう。
犬屋敷の近くにいた佐藤健演じる高校生の獅子神皓も犬屋敷同様、機械の身体に生まれ変わった!
犬屋敷も獅子神も人間を超越した力を手に入れていた。
獅子神は超越した能力を、自分に背く人々を傷つけるために行使する。
一方の犬屋敷は獅子神によって傷つけられた人たちを救うために、その力を使う。
強大な力を手に入れた2人の男たちのそれぞれの思いが激しく交錯していく。(出典)
<見どころ>
何といっても犬屋敷と獅子神(ジジイVS高校生)の壮絶なバトル。
いままで見たことのない姿のヒーローが、新宿上空250メートルで繰り広げる超音速がすごい!!
ネットの感想を幾つかご紹介しよう。
木梨憲武、佐藤健だけじゃない!キャストのハマり具合がすごい (出典)
邦画の概念を変えるCG技術に圧倒される!(出典)
<となりの怪物くん>:高校生も高校生だった人も楽しめる青春恋愛映画
<となりの怪物くん>は講談社「月刊デザート」に2008年10月号から2013年8月号まで連載されたろびこ原作の人気少女コミックの実写映画化。
累計発行部数610万部突破というすごい人気コミックである。
主演は菅田将暉と土屋太鳳が務めた。
<ストーリー>
菅田将暉演じるイケメンで天才だが予測不能な行動で周囲から怖がられる超問題児の春。
一方土屋太鳳が演じるのは、冷静かつ淡白なガリ勉の雫。
お互い友達が1人もいない2人は高校入学直後に隣の席になる。
そして、不登校の春の自宅に雫がプリントを届けに行ったことで知り合う。
それ以来、春は雫にすっかり懐いてしまい、はじめは無関心だった雫も、春の純粋さに触れ、少しずつ惹かれていく。
やがて2人の周囲には夏目、大島、ササヤンら個性豊かな友達が増え、春のライバルであるヤマケンの登場によって三角関係まで勃発する。
共演するのは、「曇天に笑う」の古川雄輝、「亜人」の山田裕貴。
監督は「君の膵臓をたべたい」の月川翔監督。
「高台家の人々」の金子ありさが脚本を担当。
<見どころ> 不器用なキャラクターがつむぐさまざまな人間ドラマ
恋愛映画であるが、恋愛に偏ることなく、友達、恋人、家族という様々な人間関係が描かれている。
その様々な人間関係を通して不器用なキャラクターたちが織りなすドラマに笑ったり・・・
泣いたり・・・が面白い。
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