2018年明けましておめでとうございます!
2017年6月に始めたこの花日記、様々な方に読みにきていただき、本当にありがとうございます!
今年も読者の皆さんに役に立つ内容、気づきのある記事を書いていけるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
年初記事はお正月にふさわしいお祝い花の簡単アレンジをご紹介します。
お正月に生ける花とは?
毎年年末には、華道をされている方ばかりでなく、多くの方が松や千両、菊、水仙などを買っている姿を見かけます。
私も玄関には松、千両(赤)、チューリップ(黄)の3種を生けました。いつもは日本水仙や白または黄色の菊を使いますが、今年は黄色のチューリップにしてみました!
こちら↓
私の習った流派は池坊華道なので、正式な(フォーマルな)いけ花は上のようなフォルムになります。
池坊の生け花には決まり事に沿っていける正花と自由に生けてよい自由花があります。
お正月などフォーマルな時に生ける正花は、本数、長さ、陰と陽など、左右など、すべて決まり通りに生けるお花です。
お正月のお花は、まず正花をいけて、その残りの花で玄関のドアに飾る一輪差しや、キッチンなど小スペースにいける一輪さしをアレンジします。
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お正月の生け花アレンジ~玄関ドア篇~
こちらは玄関のドア(外)にペタンを貼るタイプの入れ物に生けています。
花器も手作りで、超簡単にできます。花器の作り方はこちらを見てくださいね。
使った花材は千両(橙)、日本水仙、松をそれぞれ1本づつ。
これまた超シンプルです。
上の玄関の正花では赤い千両を使っています。
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が、今回珍しいオレンジの千両を見つけてしまい、どこに生けるかを決めないまま、買ってしまいました!
お正月の花では、ほぼ毎年日本水仙を買います。
という訳で、日本水仙の白と黄いろ、千両の橙が松の緑とはっきりとしたコントラスト(対照)をなし、すっきとしたアレンジになりました。
こちらのお花、できれば西の方角に飾っていただきたいです。
西は金運アップの方角なので、西にゴールドやイエローのお花を飾ることで、ますますの金運アップを狙います。
お正月の生け花アレンジ~キッチン篇~
次はペットボトルで作った花器での一輪ざしです。
こちらはキッチンの出窓に飾る用の生け花アレンジです。
ペットボトルを使った簡単花器の作り方は、こちらをご覧くださいね。
花材は上記と同じ千両(橙)、日本水仙、松をそれぞれ1本づつ。
違うのは花器だけです。
花器の中心にはお祝いにふさわしく紅白の結びきりのゴム紐で締めています。
うちのキッチンは金運アップである西の方角にあるので、このような黄色・橙いろのお花を飾るのに、とてもよいです。
飾るのは、キッチン以外の場所でももちろんOKです。
写真(下)は写真撮影のため、玄関の下駄箱に掛け布をして、飾っています。
このように、下駄箱でもドアが閉まり、掛け布をすることで、サイドボードのように見せられます。
写真は有松絞りののれんをテーブルクロスのように使っています。
のれんとは見えず、おしゃれな布に見えます。
さいごに・・・千両・日本水仙・松の花言葉
最後に、恒例の花言葉です。
千両の花言葉は・・・「利益」「祝福」「富」「財産」「恵まれた才能」「可憐」
日本水仙の花言葉は・・・「自己愛」
松(全般)の花言葉は・・・「不老長寿」「哀れみ」「同情」
ちなみに日本水仙は「日本」とつく位ですから、日本が原産と思っていましたが、これが違うのです!!
日本水仙はペルシアからシルクロードを通り、中国経由で日本に渡ったそうです!
また、一つ豆知識が増えました!
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
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