、こちら↓は今晩の三日月5時59分のお月様の画像です。
今日の月は地平線から近いとかで、少し赤く見え、美しかったです。
さて、本格的な冬の寒さが続いていますが、それもそのはず明日は冬至ですから・・・
目次
冬至はいつをさす?2017年はいつ?
冬至(とうじ)とは、二十四節気の第22番目の節気である。
北半球ではこの日が一年のうちで最も昼(日の出から日没まで)の時間が短い。(旧暦11月内)。
現在広まっている定気法では、太陽黄経が270度のときで12月22日ごろ。
恒気法は節気を冬至からの経過日数で定義するが、基点となる冬至は定気と同じ定義である。
定気と恒気で一致する唯一の節気である。
暦ではそれが起こる日を冬至とする。
天文学においては、太陽黄経が270度となる瞬間を「冬至」と定義している。
この場合、冬至の瞬間を含む日を冬至日(とうじび)と呼ぶ。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の小寒前日までをさす(出典)。
難しいことはさておき、上の情報をまとめると・・・・・・
冬至の日が一番陽が短くなり、それ以降は陽がのびるということであるが・・・
では、冬至を過ぎたら、陽が長くなり、日照時間がのびて暖かくなるのか?というと・・・
そうではないらしい。
陽がのびることと、気温が上がって暖かくなることは、また別のことのようだ。
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冬至 冬なか 冬はじめ
昔の人はよく言ったものだ。
冬至は冬なか(冬の真ん中)であり、冬はじめ(冬の始まり)である・・・と。
えっ?冬の真ん中なのに、始まりっておかしくないですか?
・・・おかしいですよね!
1年で最も日が短くなる時だから、それ以降は日がのびて暖かくなると思うじゃないですか!
でも、寒いって何で?
それは・・・・・・・
「冬至」が太陽黄経が270度となる瞬間であり、その瞬間を含む日が12月22日頃になる。
12月22日頃と言えば、冬の真っ最中、つまり冬の真ん中でもあるが・・・
寒さはいよいよこれこれから本格的になる。
あくまでも太陽の角度的に日が一番短くなるのが、「冬至」ということのようで・・・
寒さが緩んでいくということではないようである。
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ちなみに、2017年の冬至は明日12月22日だ。
さて、冬至の意味についてわかったところで、冬至にするとよい習慣について、説明していこう。
冬至の習慣:ゆず湯に浸かりかぼちゃを食べる意味は?
日本には冬至にゆず湯に浸かり、かぼちゃを食べると健康でいられるというような習俗がある。
まず、ゆず湯から見ていこう。
冬至にゆず湯につかるのは何で?
昔の人はダジャレが好きだった(?)らしく、子と融通(ゆず)が利くをかけたらしい。
何の融通が利くのかと言えば・・・お金の周り(融通)
また、冬至と湯治も同じ音である。
冬の只中に柚子を入れた湯に浸かると、身体がよく温まり、健康でいられると先人の知恵なのだろう。
尚ちなみに、湯治の習慣は銭湯の栄えた江戸時代頃からの習俗のようである。
ゆず湯の習慣についてわかったところで、次にかぼちゃを食べる習慣について見ていこう。
冬至にかぼちゃを食べるのは何で?
冬至にかぼちゃを食べるのは、以下の2説がメジャーであろう。
- 冬至には「ん」で終わる食べ物を食べるとよい。
- 冬至には「と」で始まる食べ物を食べるとよい。
まずは1から説明しよう。
筆者がよく聞いてきたのは、1.の方である。
何でも、「いろはにほへと」の終わりである「ん」が最後につく食べ物ということである。
なんきん(かぼちゃ)、みかん、レモン、うどんetc・・・
一方、2.はというと冬至(とうじ)の「と」で始まる食べ物ということである。
とうなす(かぼちゃ)・豆腐・唐辛子・ドジョウetc・・・
どちらの説でも、かぼちゃを食べるということは同じである。
かぼちゃの収穫時期は夏から初秋にかけててである。
しかし、一般的なかぼちゃは貯蔵性が高いこともあり、もともと日本では野菜が少なくなる冬に食べることが多かったようだ(出典)。
落合敏氏の 『食べ物と健康おもしろ雑学』によれば、冬至にかぼちゃを食べるのは以下のような意味があるそうだ。
冬至にカボチャを食べると中風にならず、あるいは長生きするとも、栄養とるため
確かにネットリした歯ざわりは栄養ありそうな感じがするかもしれない・・・。
「ん」で終わる食べ物、「と」で始まる食べ物の、どちらにも登場した「かぼちゃ(なんきん、とうなす)」は冬至に食べるものとしては、テッパンと言えるだろう。
ゆず湯とかぼちゃ料理で温まる冬至をお過ごしください♪
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