今年も本格的な冬の寒さが到来した。
東京は晴れているものの、風が大変乾燥し、寒さがきびしい。
この時期心配されるのが、インフルエンザである。

目次
2017年インフルエンザの流行時期は?
厚労省は15日、49週(12月4日~10日)の間に2万人を超える人がインフルエンザを発症したと発表した。
その2週間前の47週(11月20日~26日)には7200人程度だった患者数が約3倍にも急増している。
この時、厚労省は「インフルエンザが流行のシーズンに入った」と発表し、今年は例年よりやや早めに流行シーズン入りしたことが明らかとなった。
ちなみに、例年では1月下旬から2月にかけて流行がピークになるそうだが、今年は12月前半にインフルエンザが流行した。
これは、1999年以降2番目に早い時期の流行だそうだという(出典)。
12月4日~10日の学級閉鎖・学年閉鎖をした学校数を見ると、今年12月すごい勢いで流行していることがわかるだろう。
学年閉鎖校数:125校(昨年105校、昨年比約1.2倍)
学級閉鎖校数:489校(昨年373校、昨年比約1.3倍)

インフルエンザ急増の3つの原因
さて、例年に比べてインフル今年インフルエンザが急増したのはなぜだろうか?
医師の森田豊先生は下3つの理由を指摘している。
- 寒い(例年に比べて)
- 乾燥している(例年に比べて)
- ワクチン不足(ワクチンの製造遅れにより感染拡がる)
寒さと乾燥がインフエンザを起こしやすい条件である
と森田先生は話す。
さらに、今年はワクチンの製造遅れによりワクチン不足が生じたのだが、なぜ今年はワクチンの製造が遅れたのだろうか?
森田先生は次のように話している。
予防接種には、インフルエンザの型に応じてA型、B型など型がある。ただのA型ではなく、A〇型、A▼型など有効な細かい型を調べた結果、製造が遅れてしまった。
有効なワクチンが市場に出回らない間に、インフルエンザの感染が進んで患者数急増につながったのかもしれない。
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インフルエンザの予防対策
さて、インフルエンザの急増している状況と原因がわかったところで、次はどうしたらインフルエンザにかからずにすむか、その予防対策について書いていく。
ワクチンはいつ打つのが効果的!?
森田先生はワクチンを打つ効果的な時期について、次のように話している。
ワクチンが有効になるのに2週間かかる。
インフルエンザ流行のピークが1月下旬~だとすると、2週間遡って今の時期に打ってよい。
年末年始には帰省などで大勢の人が移動するので、それまでには済ませておいた方がよい。
要は、年末年始、人の移動が増え、普段よりも多くの人と触れる機会が増えるので、その時までにはワクチンが有効になっているように、ワクチンを打つと効果的ということである。

29日から2週間遡るといつだろうか・・・?
15日だった(もう過ぎてしまった)・・・ガーン!
インフルエンザ予防をしたい方はできるだけ速やかにワクチンをうつことがお勧めである。
ワクチンの回数は何回がよいか?
森田先生はワクチンを打つ回数について、次のように話している。
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ワクチンの効果は5か月程度もつ。
大人は2回打つと予防効果がアップする。が、1回で十分。
ワクチンが足りていないので、1回で済ませる。
次に、ワクチンをうちたくないという方のためのインフル対策について書いていこう。
ワクチンを打ちたくない場合の対処法
インフルエンザは予防したい、かかりたくない、と思うのは皆同じであろう。
仕事に行けなくなるし、行ったら人にうつしてしまう。
家事だって辛いし、家族にもうつしてしまう可能性がある。
でも、化学的物質を体内に入れたくないという葛藤をお持ちの方もいらっしゃるかもしれない。
ワクチンでインフルエンザにかかるのを防げたとしても・・・
あるいは、いざインフルエンザに罹ったとしても、ワクチンを打ってた人は症状が軽いという利点もある・・・
だが・・・・・・・
ワクチンは身体に結構な負荷がかかるというのもまた事実である。
だから・・・・・・
予防摂種は打たない
という方もいるかもしれない。
何を隠そう筆者がそうである。
3年前までワクチンを打っていたが、この3年は打っていない。
だが、インフルエンザには罹っていない!
ワクチンを打っていた頃は罹っていたのに(笑)。
では、ワクチンを打たない場合は、どんな対策があるのだろうか・・・?
以下の2つの対策が挙げられるだろう。
1.うがい・マスク・手洗いの徹底である。
風邪予防同様のものだ。あまりにも当たり前すぎるかもしれない・・・が、結構大事である。
厚労省も「咳エチケット」を励行している。
「咳エチケット」とは・・・
咳・くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用する。 マスクをもっていない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れる。
鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗う。
咳をしている人にマスクの着用をお願いする。 (出典)
インフルエンザは、インフルエンザにかかった人の咳、くしゃみ、つばなどの飛沫とともに放出されたウイルスを、鼻腔や気管など気道に吸入することによって感染するのでウイルスを飛ばさないよう、また受け取らないよう防御するのがマスクの使用なのである。

1.メディカル級のアロマの飲用
これは筆者が実践している方法である。
予防というよりは、少しでも風邪・インフルエンザの症状が出始めた時に、撃退する方法である。
ノドがイガイガの最初の「イ」が始まった時には、即実行すると、ウイルスが体内深くに浸透することを防いでくれるのだ。

お陰で筆者はウイルス感染しても、早期にアロマを飲用したり、身体に塗ったりして、念のために病院に行くが、医師に首を傾げられてしまう。
ヤングリビング社の力あるアロマのお陰で、咳も出ない、鼻水も出ない、熱も出ない状態で受診するからである。
アロマを飲むという方法は、日本ではポピュラーでないかもしれない。
が、そもそもアロマができた頃、フランスではやけどを治すためにラベンダーのエッセンシャルオイルを身体に塗るなど治療として用いられてきたのである。
アロマによる風邪撃退方法を知りたい方はこちらの記事でどうぞ。
ヤングリビング社のアロマについて知りたい方はこちらの記事でどうぞ。
ヤングリビング社のアロマを体験したい方はこちらの記事をどうぞ。
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