マツコの知らない世界で紹介された食虫植物の種類と栽培法

8月15日(火)TBSテレビで放送された<マツコの知らない世界>の「食虫植物」の世界について、まとめてみました。

食虫植物の世界

食虫植物ってどんな植物か知っていますか?

簡単に言うと虫を食べる植物を言います。

虫や微生物を食べてエネルギーを得ているだけでなく、光合成能力があり、自ら栄養分を合成して生育する能力のある植物のことを言います。

今やホームセンターに食虫植物専用コーナーがあったり、食虫植物が群生している場所は千葉県東金をはじめ、全国に20か所以上もあるというメジャーな植物のようです。

番組では、食虫植物が好きすぎて自ら食虫植物愛好会をつくってしまったという、食虫植物専門家の田辺直樹さんのガイドにより進んでいきました。

食虫植物の栽培法

田辺さんのお宅にはたくさんの食虫植物がありますが、それらは屋外、雨ざらしの状態で育てられています。1日1回水をやるだけだそうです。

食虫植物の種類

食虫植物は獲物の捕り方(捕虫方法)により3種類に分けられ、これを三大捕虫方法と言います。

1)パックン方式

パックン方式とは、物(虫など)が植物に入ってきたら、パクッと捕まえる方法。例えばこちらの写真のハエトリグサがこの方法で捕虫します。

下の写真の青い部分に虫などの獲物が入るとパクッと取り込みます。

青で囲んだ赤紫色に針のように尖ったものが3本ありますよね。

これは「感覚毛」といい、これに獲物が触るとパクッと捕らえるのです。

ですが、感覚毛に1回触っただけでパクっとしないそうで、2回目でパクッといくのだそうです。

ハエトリグサ

ハエトリグサの食べ物

番組ではハエトリグサが何を食べるかの実験を次の4つの食べ物でしました。

 1.白飯 2.のり 3.かつおぶし 4.ベビースター

結果は・・・・・・

ハエトリグサが食べなかったもの: 白飯、のり

ハエトリグサが食べたもの:かつおぶし、ベビースター

かつおぶしとベビースターを食べたことから、ハエトリグサはタンパク質を消化・分解するということがわかりました。

2)ネバネバ方式

例えば、こちら(写真下)のモウセンゴケという食虫植物は、ハエなどの虫をネバネバの液で捕らえます。ネバネバの液に触れた虫は動けなくなり、葉の中で溶けてしまうのだそうです。

また、スミレのような小さい花が咲くムシトリスミレ(写真下)も、このネバネバ方式で捕虫するそうです。

3)ボットン方式

最後のボットン方式とは、花瓶のような形をした植物の中に消化液が入っていて、それをめがけて入ってきた虫を捕らえる方法です。

蜜を分泌するため、それに誘われ虫が寄ってきて液に近づき、その中に落っこちて捕らわれてしまいます。

この液に落ちる時の「ボットン」という音をとってボットン方式といいます。

ちなみに液体は飲めるんだそうです。

例えば、このウツボカズラ(写真下)はボットン方式で捕虫します。

また、こちら(写真下)のウサギゴケもボットン方式です。

花の部分がウサギの耳に似ているので、ウサ耳とも呼ばれています。
ちなみにウサギゴケは、花が虫を捕るのではなく、地中に伸びた小さな袋で微生物を捕るのだそうです。

こんなに可愛らしい外見なのに、やりますね、ウサギゴケ!

食虫植物は植物界のシンデレラだった!

食虫植物は「植物界のシンデレラ」と言われているのですが、それはなぜでしょうか。

シンデレラのお話を思い出してみましょう・・・・・・

シンデレラは継母たちからいじめられ、パーティーに着ていく服もありませんでしたよね。

でも、パーティーに行きたいという強い気持ちに答えるかのように、かぼちゃの馬車など不思議な力のサポートを得て、パーティーに行き、王子様と出会い・・・

後は皆さんがよくご存じの通り・・・王子様と結婚するというサクセスストーリーですよね。

よく知られたシンデレラのサクセスストーリは、食虫植物にもそっくり当てはまるのです。

食虫植物が虫を食べるようになった理由:食物連鎖の下剋上

食虫植物は栄養のよい土地に育つことはできませんでした。

なぜなら・・・よい土地は他の強い植物にとられ、食虫植物はやせた土地に追いやられてしまい、やせた土地で育つしかありませんでした。

しかし、やせた土地からは、栄養を十分にとることができません。

土からは十分な栄養を取ることができないので、必要に迫られて虫を捕って、そこから栄養をとるようになったそうです。

まさに食物連鎖の下剋上だったのですね。

おしまい

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