中国のインターネットサービス大手のテンセント(騰訊控股有限会社)のAI(人口知能)がユーザーとの対話で、中国共産党を批判し、急遽サービス停止となったことが8月2日付の香港紙・明報で伝えられました。
テンセントは中国広東省深圳に本拠を置くインターネットサービス大手で、子会社を通してソーシャル・ネットワーキング・サービス、インスタントメッセンジャー、Webホスティングサービスなどを提供している。ちなみにテンセント・ジャパンは東京都港区にあります。
気になる批判の内容は?
さて、今回問題となったのは、同社のインスタントメッセンジャーQQでのAI(人口知能プログラム)とユーザーとの対話です。
まず、ユーザーの共産党万歳との書き込みに対しAIは・・・
かくも腐敗して無能な政治に万歳ができるのか」と反論。
また、「あなたにとって(習近平国家主席の唱える)中国の夢は何か」との問い掛けに、
「米国への移住」と答えたとされる。共産党は「嫌い」とも断言したそうです。
先月末から反響が大きくなり、テンセントはAIプログラムのサービスをすべて停止しました。
中国のネット上では「AIによる蜂起だ」「国家転覆を企てた」などの声が上がっているといいます。
学習するAI(人口知能)、サービス停止回避を目論む(?)AI(人口知能)の改善ぶりが面白い!
テンセントのAIプログラムが共産党批判により、急遽サービス停止となったことを受けて、他社のAIプログラムも改善を図っているようです。
例えば、先の書き込み「共産党万歳」に対して、
AIは「私はまだ幼いから、わからない」と答えるようになったそうです。なかなか笑えますね。これでサービス停止を回避できるでしょうか?
このニュースの引用元:ライブドアニュース
TV番組<ひるおび>(TBS テレビ8/411:00~14:00
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日本でのネットの声
・中国のどこぞの AI のほうが渋谷の会社の AI よりも有能だってのは、確定的に明らか。
・まだAIはKYか・・・
・ネット集合知の木霊がAIの発言の元なのか、自身のロジックで紡ぎだした言葉なのか、どちらなんだろう?
・中国のAIすげえな
・言いたいことも言えないこんな世の中じゃ(´・ω・`)
・なんやこのディストピア感笑
・「中の人などいない!
・そのうち朝日新聞あたりがAIに自分とこの記事ばかりを学習させて「AIが自民党は無能と判断しました」とか言い出すよ。
日本でのネットの反応はさまざまですが、中国のAIに対して批判的なものは少なかったようですね。
いつもは日常の生け花やアロマについて書いていますが、こういう笑えるニュースはいいですね。また取り上げていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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