全盲の少年ドラマー酒井響希君の演奏とメンタルがすごすぎる!!

TBS<ひるおび>でも紹介された酒井響希(さかいひびき)君・11歳。全盲のドラマーである。                     (出典)

番組で響希君のことが紹介されたのはたった数分であったが、響希君のドラム演奏もさることながら、響希君の書いた作文が大人かい?と思ってしまうほど、あまりにも素晴らしかった。

そこには障害に負けることなく生きる、響希君の強さの秘密があると感じたので、演奏と共にここでご紹介したいと思う。

まずは酒井響希君の演奏をこちらの映像でお楽しみください。

前前前世の曲に合わせてドラム演奏しています。

酒井響希(さかいひびき)君は現在11歳。

酒井響希君ってどんな少年!?

酒井響希君は小学5年生11歳。

全盲のドラマーで、ドラム歴は7年。

大阪で両親、姉、妹の5人暮らしです。

1歳半で両眼性網膜芽細胞腫という小児がんを発症。

命を取るか両目を取るかの選択を迫られ、両眼を摘出し、2歳の時全盲になりました。

視力を失ってから1年半後、音に興味を持つようになりました!

家中の壁や柱などを棒で叩き、音の違いを楽しんでいたそうです。

ドラムへ興味をもったのはなぜ?

響希君がドラムに興味をもったきっかけは、3歳の時近所に住む友人宅のドラムを試しに叩かせてもらったことでした。

その時、響希君は迫力ある音に凄く感激し、ドラムを叩きたいと訴えてくるようになったそうです。

4歳になってから、月3回のレッスンを始めました。

そんな響希君が唯一遊べるゲームが任天堂の「リズム天国」でした。

任天堂との手紙のやりとり

響希君はシリーズをパーフェクトし、任天堂に感謝の手紙を送りました。

以下響希君が任天堂に送った手紙の内容です。

全盲の長男が任天堂に送った手紙。まさかの“神対応”に賞賛の声  (出典)

響希くんが任天堂に送った手紙の内容は以下の通りです。

任天堂さんへ

はじめまして。僕は小学5年の酒井響希です。

僕は目が見えないけど僕も皆と同じようにゲームがしたいとずっと思っていました。でも僕ができるゲームはほとんどありませんでした。

その中で、僕が唯一できたゲームがリズム天国です。そのゲームだけは皆と一緒に楽しくできるし、このゲームは誰にも負けませんでした。

ゲームボーイアドバンス版もDS版もwii版も3DS版もすべてパーフェクトをとる事ができました。

なのでこれからもリズム天国を絶対に絶対に出して欲しいです。もう少し難しくても大丈夫です!!

僕以外にもゲームがしたくてもできない視覚障害の子がきっといると思います。

だから体にハンデがあっても皆と一緒に楽しめるゲームを是非開発して欲しいです。これからも任天堂さんを応援します。

酒井響希より

これに対し、任天堂からは以下の返事がありました。

酒井響希様

この度は、任天堂あてに温かいお手紙を送っていただき、ありがとうございます。

「リズム天国」「リズム天国ゴールド」「みんなのリズム天国」「リズム天国 ザ・ベスト+」の全てでパーフェクトを取ることができたと、響希君がこのシリーズを楽しんでくれたことが伝わり、とても嬉しく思います。

響希君から頂いたお手紙の内容は任天堂の開発部門へ報告いたします。これか

らも、みなさまに喜んでいただけるゲームを作っていきたいと思いますので、

応えんよろしくおねがいいたします。

任天堂の対応が素晴らしいですね。

ご両親の想い

響希君の演奏の様子を日々ツイッターやInstagramで発信しているお父さんのけんたろーさんは、BuzzFeed Japan の取材で、次のように話しています。

私たち親としては、まさかたった1人の子どもが書いた手紙に対して、迅速な対応で心のこもった返事が返ってくるとは思ってもいなかったので正直びっくりしました。新作が発売される、されないに関わらず響希にとってそれが大きな希望に変わったことがとてもうれしかったです

さらに、響希君の気持ちをこうも話しています。(出典)

響希本人は、とてもびっくりして喜んでいました。また、発売予定のなかったリズム天国の新作が、もしかしたら発売されるかもしれないと思えるようになり、楽しみができたと言っています

宿命を使命に変える

父のけんたろーさんは響希君の失明当初は相当辛かったようです。

そりゃそうですよね。

愛するわが子が・・・しかもまだ人生を謳歌していない、たった2歳の幼子が両目摘出ですよ。

そりゃショックも悲しみも計り知れないほど大きかったことでしょう。

その悲しみを乗り越えてこられた様子がこちらのインタビューでわかります。

両眼摘出手術を受けた約8年前はつらくて涙する日々でしたが、響希の前向きに生きようとする生命力が私たち一家に光を届けてくれました。4歳でドラムを始めてからは父である僕の方が教えられることばかりです。

続けてけんたろーさんはこうも話しています。

障害=不幸・大変みたいに思われがちですが、障害があっても不幸ではなく、障害に負ける心が不幸なんだと響希が教えてくれてます。全盲という宿命を使命に変えて、世界に勇気と希望を届けられるドラマーになると大きな目標を持って毎日頑張ってくれています

宿命を使命に変える」と・・・ なかなか言えないですよね。

ここまで言える親御さん、その前向きさが本当に素晴らしいですね!

けんたろーさんのこの想いは響希君の作文からもわかります。

見えない世界と響希くんの夢

響希君が小学3年生の時に書いた「見えない世界」という作文がこちら↓

『見えない世界』酒井響希。

僕は2歳の時に小児がんで目が見えなくなりました。(中略)目が見えていても見えていなくても、僕には違いがないと思います。できないことは努力や工夫をして、人の倍、練習をすればできるようになるからです。(中略)僕は将来、プロドラマーになって世界中で演奏するのが夢です。人に勇気を届けられるドラマーになります。僕は多くの人に出会わせてもらって、すごく感謝しています。これからも人との出会いを大切にして成長していきます。見えない世界もいいものだよ。

「目が見えていてもいなくても、違いはない」なんて言えるでしょうか?

大人であっても難しいのではないでしょうか!?涙出ちゃいました!

本当に頭が下がりました!

「努力や工夫をして、人の倍、練習をすればできるようになる」のくだりは感服でした!

響希君の母康子さんは、響希という名前に込めた想いついて・・・

希望を響かせてほしい

と語っておられたのが印象的でした。

さいごに・・・ネットの反応は?

響希くんと任天堂のやりとりに対し、Twitter上では次のような賞賛の声が寄せられました。

ドラムをやっているとやっぱりリズム感がいいのかな? すごい!!

さすが任天堂

響希くんの今後の活躍が楽しみですね!

世界へ羽ばたけ、響希君!!

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コメント

  1. うっちゃん より:

    響希君が同じ同志であることがとてもとても誇らしく思います!
    この記事を見てめちゃめちゃ勇気を貰いました!
    僕も何かに挑戦し、何があっても負けない強い自分自身になっていこうと決意出来ました!
    響希君ほんまにありがとうね!

  2. […] す。僕は多くの人に出会わせてもらって、すごく感謝しています。これからも人との出会いを大切にして成長していきます。見えない世界もいいものだよ。(日常を彩る花日記より転載) […]