急に30度を超える真夏日になって、まるで梅雨明けしたような天気である。
もう梅雨は明けたの?と思われた方も少なくないだろう。
しかし!である。
少なくとも関東の梅雨明けはまだ発表されていない。
あと5日で7月になるし、真夏の暑さがやってきても、そりゃ当然(?)かもしれない。
そこで、本稿では関東地方を中心に梅雨明けの時期とこの夏3か月の天気予報についてまとめてみた!
2018年 梅雨明けはいつ?過去最早の記録なるか?
6月23日(土) 沖縄で梅雨明けした。
本日26日、
鹿児島と奄美地方が梅雨明けしたとみられる
と発表された。
昨日(25日)は全国的に真夏日のところが多く、関東も真夏のような暑さとなった。
栃木県佐野市では最高気温が32.6度を記録した報道されている。
真夏のような暑さだが、関東ではもう梅雨明けしたのか?
それが、関東の梅雨明けはまだ発表されていない。
しかし、気象予報士の森さんはTBS TV<ひるおび>で、
関東の梅雨明けはまだ発表されていないけれども、後で振返ったら、本日(6月25日)が梅雨明けだったということもあるかもしれない。
と話している。確かに、過去にそういうこともあった。
ちなみに関東で6月に梅雨明けしたことはあったのだろうか?
答えは・・・・・・・・・
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
6月に梅雨明けしたことはない!
梅雨明けの最も早かった日はいつだったかというと・・・・・
2001年7月1日であった!
関東の梅雨明けで最も早かった日が7月1日だったということで・・・・・・
もし昨日(25日)梅雨明けしていたということであったとすると・・・・・
今年の梅雨明けは過去最早記録ということになる。
でも、現時点で気象庁から梅雨明けの発表がないのは、なぜだろうか?
気象予報士の森さんは次のように推測している。
7月1日以降に梅雨明けの発表をしたいのではないか!?
梅雨明けの発表を6月にした場合、何かまずいことがあるのだろうか?
梅雨明けの発表をして、また雨の日が続いた場合のことを想定しているからなのだろうか?
梅雨明けしたと発表あったのに、こんなに雨降ってまだ明けてないじゃないか!
といったクレームを避けたいからなのだろうか?
こちらの記事で梅雨入り・梅雨明けの予想を書いたのだが、その中で気象予報士の森さんは次のように予想している。
2018年の梅雨入りは平年並みの6月8日ごろ、梅雨明けは7月21日ごろ。
または梅雨入りは5月下旬ごろ、梅雨明けは7月上旬ごろ。(5/7時点)
関東甲信地方の今年の梅雨入りは平年(6/8)より2日早い6月6日であった。
梅雨入りが平年並みの場合は・・・・・・
梅雨明けも平年並みと予想すると、7月21日頃が梅雨明けと予想できるだろう。
スポンサーリンク
しかし、森さんは上の予想の後、梅雨明け予報を次のように変更されました!
2018年の梅雨入りは平年より前倒しになるかもしれない。
梅雨入りは5月末から6月初め、梅雨明けは前倒しになった分早く7月上旬頃。
変更後の予報の後半部分、梅雨入りは6月初めというのは当たっているので・・・・・・
梅雨明けも当たっている(?)とすると、梅雨明けは7月上旬になるかもしれません。
今年の天気は何とも気象予報士泣かせですね!
関東甲信地方の梅雨明け予想
という訳で、関東甲信地方の梅雨明け予想日は・・・・・・
7月上旬の可能性が高いが、平年並みの7月21日頃も可能性としてはある。
さて、梅雨明けの予想をしたところで、次はこの夏の天気予報について見ていこう。
スポンサーリンク
2018年夏の天気 3か月(7月~9月)予報
気象庁は昨日(25日)、向こう3か月(7月~9月)の天気予報を発表した。
全国的には・・・・・・
平均気温は、全国で高い確率50%です。降水量は、北日本で平年並または多い確率ともに40%、西日本と沖縄・奄美で平年並または少ない確率ともに40%です。
平均気温が全国で高い確率50%ということは、今年もかなり暑い夏になることが予想されるだろう。
気温と降水量の予報については、以下の通りである。
7月 8月 9月
気温 平年並み 平年並み 平年並み
降水量 少ない 少ない 多い
詳しくは気象庁のwebを参照されたい。こちら
なお、月ごとの予報は以下の通りである。
向こう3か月(7月~9月)の天気予報
7月:北日本と東日本日本海側では、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。東日本太平洋側と西日本では、期間の前半は平年に比べ曇りや雨の日が少なく、後半は平年に比べ晴れの日が多いでしょう。沖縄・奄美では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。
8月:北日本では、天気は数日の周期で変わるでしょう。東・西日本と沖縄・奄美では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。
9月:北日本では、天気は数日の周期で変わりますが、平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。東日本と西日本日本海側では、天気は数日の周期で変わるでしょう。西日本太平洋側と沖縄・奄美では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。
7月の予報について、新たな情報は以下の日程で発表されえるので、適宜参照されるとよいだろう。
1か月予報 | 2018年06月28日 |
---|---|
3か月予報 | 2018年07月25日 |
(出典)
スポンサーリンク
コメント