H&Mが「人種差別的」な写真を掲載し、波紋!

スエーデンの衣料品大手H&Mが同社のインターネット通販に載せた写真が「人種差別的」とソーシャルメディアで騒ぎになっている。

H&Mの人種差別的な写真とは?

問題の写真がこちら(写真下)

この写真はH&Mの英国版サイトの子供服コーナーに掲載されたものである。

黒人の男の子が緑色のフード付きスウェットシャツ(パーカー)を着ている。

何が人種差別的なのか?

この写真の何が人種差別的なのだろうか?

それは・・・少年の着ているパーカーに書かれた文字である。

パーカーには次のように書かれている。

ジャングルで一番かっこいい(クールな)サル

黒人の子は「サル」、白人の子は「生存者」なのか?

黒人の子を「サル」と表現したことが「人種差別的」と問題になっているのであるが・・・

問題はこれだけではない。

白人の男の子がパーカを着た写真があるが、そちらには以下のように書かれているのだ。

マングローブジャングル 生存の達人

それがこちらの写真↓

H&Mの対応は?悪意はあったのか?

H&Mは、問題の黒人少年の写真を削除し、次のようなコメントを発表した。

この写真はすでに、すべてのH&Mチャンネルから削除しました。不快に思った全ての人に謝罪します

英語記事の訳注には、次のような文章が載っている。

英語で「monkey」は小さい子供や小さい動物への愛称として使われることもある

(英語記事 H&M apologises over ‘racist’ image of black boy in hoodie  出典

この訳注はH&Mを擁護するものとは見られないだろうか?

このことを検証するため、ネットの反応を調べてみた!

ネットの反応

サッカー元ガーナ代表の声

ドイツ・ブンデスリーガのフランクフルトに所属する元ガーナ代表MFケヴィン=プリンス・ボアテング問題の広告に不快感を示した。

ボアテングはツイッターで・・

あなたたちは本気なのか

とつぶやき、ノー・レイシズム(人種主義)とハッシュタグをつけた。(出典)

H&Mコラボ歌手が決別宣言

過去にH&Mとコラボしたことがある歌手のザ・ウィークエンドはTwitterでつぎのような決別宣言ともとれるコメントを発表

今朝起きて、この写真を見てショックで、恥ずかしい気持ちになった。ひどく腹がたったし、今後はH&Mと一緒に働かない……

Shiromiさんの声

ShiromiさんはツイッターでH&Mに対し、次のようにつぶやいた。

どうしてこれがOKだと思ったのか説明してくれる?

Alex Medinaさんの声

AlexMedinaさんはツイッターに次のように書いた。

2018年という今の時代において、ブランドやアートディレクターがこんなに不注意で、無知でいるなんてありえない (出典)

その他多くの声

ツイッター上には次のような非難の声や問題視する声が相次いだ。

不適切なうえ、不快感を与え、人種差別的だ

(両方の写真を並べて)これは不適切、不快で人種差別だ。なぜ白人の子どもが『ジャングルの生存者』で、黒人の子どもが『ジャングルで最もかっこいいサル』なのか

H&MのSNSにも避難の声があふれた。

もう買わない

だれが考えたらこうなるのか

その一方で、単純なミスで人種差別ではないとする、H&Mを擁護するような声もあった。

それがサイモン・マウントさんのツイート

マングローブジャングル 生存の達人

0

人種差別を疑問視する声

ツイッターには人種差別を疑問視する声もあるので、ご紹介しよう。

seeek@bigwave1964

マングローブジャングル 生存の達人

1

mint@icecoffee2017

マングローブジャングル 生存の達人

2

マングローブジャングル 生存の達人

3

双生人間・シュウ(꜆꜄•௰•)꜆꜄꜆»@mutter_72

マングローブジャングル 生存の達人

4

さいごに・・・H&M広告の意図は・・・?

さて、H&Mの広告の意図を探るため、ネットの声をいろいろ調べてきました。

その結果は賛否両論でした。

人種差別アリ!の人たちは・・・

なぜ、黒人はサルで白人は生存の達人なのか? という点を疑問視し、非難しており・・・

人種差別なし!側の人たちは・・・

もともと人種差別のない会社だとする見方、あるいはジャングルで一番かっこいい(クールな)サルと書かれた服を着てるだけとする・・・

これは・・・H&Mが子供のように無邪気に服をデザインしている。

そこに悪意はないと言っているかのような印象を受けた。

仮に悪意はない場合でも、配慮が必要であったのではないしょうか。

イギリスで世界中の人と触れ合う生活を4年ほどした私には、次のように見えました。

H&Mは悪意を・・・人種差別を意図して服をデザインしてはいないのだろう・・・

だが・・・・・・私は思う。

彼ら自身が気づいていない心の根底に、差別意識(白人優位の)があるのではないだろうか。

なぜなら、イギリスでも・・・

大学教授のように教養ある立場の人でさえ、東洋人に対する差別意識があったから。

もちろん本人は自分の差別感に気づいてはいないと思うが・・・

これは、私が4年間のイギリス留学で感じたことなのだ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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